コンプレッサは、一般的に圧力比、または圧力上昇の大きさにより、送風機とコンプレッサに区分されます。 圧力を高める作動原理より気体中で羽根車を回転させ、羽根の作用により通過気体の速度と圧力を増加させるターボ形と、一定体積内に封入した気体の体積を減少させたり、背圧を利用し、圧力を高める容積形とがあります。
主なコンプレッサの種類を、下記の一覧表にまとめました。それぞれのはたらきをご確認ください。
名称 | 送風機、ファン 30kPa未満 |
コンプレッサ | |||
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ブロワ 200kPa以下 |
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ターボ形 | 軸流式 | 軸流 | ![]() |
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遠心式 | 多翼 | ![]() |
— | — | |
ラジアル | ![]() |
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ターボ | ![]() |
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容積形 | 回転式 | ルーツ | — | ![]() |
— |
水封 | — | — | ![]() |
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スクリュー | — | — | ![]() |
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往復動式 | 往復 | — | — | ![]() |
回転式 | ケーシング(シリンダ)の中におさめられたロータの回転により、吸い込んだ気体を昇圧するブロワ、コンプレッサのこと。 |
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往復動式 | シリンダ内を往復するピストンのはたらきで容積を縮小し、気体を昇圧するコンプレッサのこと。 |
往復動式コンプレッサは、圧力、用途、形状により下記のように分類されます。